これって怪獣(玩具)マニアの本じゃねえの?と思う事なかれ。
経営における栄枯盛衰の起承転結を、我々30代後半から40代の貴兄等に送る傑作書。
怪獣玩具で昭和40年代を駆け抜けた、マルサンと言う会社のちょっぴり悲哀を帯びた物語です。

かんXんでリストラされた私が良く面倒を見て貰った上司が、このマルサンに出てくる「黒いブリキのキャデラック」を持っていたと、郷愁たっぷりに話してくれて私のこの本はその人にあげちゃいました。

文庫で¥560と非常に安いので、昭和ノスタルジーとベンチャーのお供にドウゾ、押忍。

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