4人目に授かった子供(三男)は、3歳の時に
発達障害と診断された。

このため、言葉の修得や、感情や暴力的衝動のコントロール、
食事、トイレなどの日常生活に必要な基本行動が、やや難しい
状況である。

特に言葉の発達の遅れが、家族とのコミュニケーション経路を
阻害しており、問題となっている。
意思疎通を巧く対応してやらないと、家族に当たり散らしたり
雑貨類を投げたりと感情の制御が出来なくなってしまうためだ。

そんななか家族は三男の言動に一際注意をし、傾聴しながら
神経を尖らせて生活しているのだが、ある日
「おならずぼ!」
と大声で叫びながら、にこにこと構って欲しそうにじゃれついて
来た。

家族は一同に「おならずぼ」が理解できず、一瞬にして顔面蒼白
となり緊張が走ったが、次男(14歳)がこれを理解、
「ならずもの」
と分析し、事無きを得た。

「おならずぼ」=「ならず者」
と理解してもらえた三男は、かなり嬉しかったようで
「おならずぼ!、おならずぼ!」
と叫びながら跳びはねるその様と、同時に緊張が解けた家族一同は
珍妙なる
「おならずぼ」
という語句がツボにはまり、全員を歓喜の坩堝に叩き込んだ。

株式会社を起ち上げたまでは良かったが、年収が約¥90万までに
落ち込んだときに産まれた第4子の三男。

以前、
「障害者が家族に居ると、笑いと思いやりと増えるよ」
といっていた誰かさんの言葉を痛感する今日この頃。。。

ああ、本当においらを励ますために産まれてきてくれたんだなあ。。。
と実感する。

男一匹バカ一代、50歳を前にして未だ学ぶことが山ほど有りそうだ。
わしも子供も、まだまだこれから、押忍。

コメント

loving-c.
2014年11月1日6:47

ご無沙汰しました。
実はDiary Noteに復帰しました。
またリンクさせていだたきます。
よろしくお願いまします。

それはさておき、「ならずもの」を「おならずぼ」と言ったのは、
微笑ましいですね。
クレヨンしんちゃんが「おやつ」を「おつや」とよく言うのと似ています。

ミリ$カズ
2014年11月2日19:26

loving-c.様、コメント有り難う御座いました。
恩師の御逝去はショックですよね。
一度撤退されたのを存じておりませんでした、すみません。
こちらこそ、今後も宜しくお願い致します。

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