4人目に授かった子供(三男)は、3歳の時に
発達障害と診断された。

このため、言葉の修得や、感情や暴力的衝動のコントロール、
食事、トイレなどの日常生活に必要な基本行動が、やや難しい
状況である。

特に言葉の発達の遅れが、家族とのコミュニケーション経路を
阻害しており、問題となっている。
意思疎通を巧く対応してやらないと、家族に当たり散らしたり
雑貨類を投げたりと感情の制御が出来なくなってしまうためだ。

そんななか家族は三男の言動に一際注意をし、傾聴しながら
神経を尖らせて生活しているのだが、ある日の食事中、
「うぼぼぼぼし!」
と大声で叫び、
「“うぼぼぼぼし”をくれ!」と連呼しながら、これを
要求して来た。
 
家族は一同に「うぼぼぼぼし」が理解できず、一瞬にして顔面蒼白
となり緊張が走ったが、長女(11歳)がこれを理解、
「うめぼし」
と分析し、事無きを得た。
 
「うぼぼぼぼし」=「うめぼし」
と理解してもらえた三男は、かなり嬉しかったようで
「うぼぼぼぼし!、うぼぼぼぼし!」
と叫びながらゲラゲラと笑う様と、同時に緊張が解けた家族一同は
珍妙なる
「うぼぼぼぼし」
という語句がツボにはまり、家族全員を爆笑の坩堝に叩き込んだ。
  
以前、
「障害者が家族に居ると、笑いと思いやりと増えるよ」
といっていたW社長の言葉を実感しますよ今日この頃!
 
男一匹バカ一代、50歳を前にして未だ未だ子供から学ぶことが
山ほど有りそうだ。
子育ては面白いね、押忍。

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